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ゲーミングモニターとは
ゲーミングモニターとは、読んで字の通り、一般的なテレビやPCモニターよりも、ゲームをプレイすることに特化されたモニターで、動きの早いアクションゲームに対応する為の、滑らかな映像を表示させる機能をはじめ、ゲームプレイに特化した様々な機能が売りのモニターです。
この度、訳あって PlayStation4 を入手してしまったのですが、手持ちのPCモニターではもっさり感が否めず、最大限プレステを楽しむには、ゲーミングモニタは必須だなと、まんまとやられてしまい、BenQ ZOWIE XL2411 がやってきました。
各社、幾つものモニターを検討、比較しましたので、ご紹介します。
ゲーミングモニターに求められる機能
ゲーミングモニターとは?という話は先に書いた通りですが、近年の、これほどまでにハイスペック化した各種ゲームをストレス無く楽しむために、まずはどんな機能が必要なのかを紹介しておきます。
リフレッシュレート
リフレッシュレートというのは、ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数を指します。単位はHzで呼ばれ、例えば144Hzの製品なら1秒間に144回、画面が再描画されるのです。
PC側やゲーム側の処理能力とのバランスは必須で、例えば今回購入したプレステ4やXBOX ONEなどは30~60フレームで動作する為に、144Hzのモニターを使用しても目一杯の効果は得られないともいえるわけです。
応答速度
画面の応答速も重要視されます。単位はmsで表され、応答速度が5msのディスプレイは画面の色が、たとえば「黒 → 白 → 黒」と変化する時に5msの時間がかかるということです。
一般的な最新のモニターは5msほどのスペックだそうですが、これでも充分にハイスペックなのですが、最近のゲーミングモニターのスペックは、とどまることを知らず、更に進化していっているとのことです。
ゲーミングモード
最近のゲーミングモニタには、たとえば、今回購入したBenQには、暗部の視認性を高めるBlack eQualizer や FPSモード など、ゲームに特化したゲーミングモードと呼ばれる機能が搭載されたものが各社から登場しています。
これは、無いよりもあったほうが絶対に楽しめるでしょう。
パネルの種類
液晶モニターには、液晶の駆動方法によって「IPS」「VA」「TN」の3種類のパネルが現在流通しています。
主流はTNとISPです。
価格の安さではTNパネルが一番で、対応速度が早いなどの特徴をあわせ、一番流通しているのがこのタイプのようです。TNパネルの欠点は、見る角度の違いによって、色変化や見え方が変わってしまうことです。
とはいえ、モニターの前に座ってプレイするのであれば、何ら問題は無いかとは思います。
コントラストの高い、色鮮やかさで選ぶならばVAパネル。とはいえ、TNと同じく視野角がデメリットで、VAパネルは取り扱うブランドが少なくなっています。
TNにVAの弱点を補い、視野角の広く画質面ではTNにまさるのがISPパネルです。とはいえ、60Hz駆動の物が多く、リフレッシュレートや高めの価格といった所がデメリットといえるでしょう。
これらを参考に、自分がプレイする環境に合わせてモニターを選ぶ参考になれば幸いです。
BenQ ZOWIE XL2411のレビュー
ゲーミングモニターに求められる機能を紹介しましたが、必要最低限、かつリーズナブルで入手出来る商品ということで選んだのがこのモニターです。
・画面サイズ 24型ワイド ノングレア(非光沢)
・解像度 1920×1080
・アスペクト 16:9
・パネル TN
・応答速度 1ms
・リフレッシュレート 144Hz
プレステ4での利用の為ならば、特にリフレッシュレートはオーバースペックです。
PS4やXBOX ONEはゲーム側で制御されており、144Hzのモニターを使用しても効果を得ることが出来ず意味が無いといえます。
とはいえ、応答速度や解像度などは申し分なく、この価格帯では一番のおすすめだと思っています。Black eQualizerなどのお陰で更にライブ感あふれるプレイが可能。
もちろん、AcerやASUSなども比較しましたが、値ごろ感など見ると、この商品で間違い無かったと思っています。