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京都 嵐山の鈴虫寺
嵐山の鈴虫寺です。
大日如来がご本尊で、鈴虫を四季を通して飼育しているために、鈴虫寺と呼ばれますが、正式名は 華厳寺(けごんじ)というのが正しい呼び方なのだと今更ながら知りました。
拝観料が500円かかりますが、お茶とお菓子がついた説法が素晴らしいと有名で、春秋の気候の良い時期の週末などは、ともすれば、何時間もの待ち時間が発生します。
そして、鈴虫寺というと皆さん必ず手を合わせるのが、石段を登った山門脇にたたずむ 幸福地蔵さん です。
正しくは、幸福地蔵菩薩といい、右手には錫杖、左手には宝珠をもっておられます。そして、幸福地蔵さんは日本で唯一わらじを履いているお地蔵様であることも知られます。
これは、お地蔵様が皆さんの場所まで願いを叶えるため、皆さんの様子を見にいくためなんだそう。一番叶えたい夢がひとつだけ叶うと、幸福地蔵さん目当ての方は本当に多いんだとか。
穏やかなお顔のお地蔵さんです。
お地蔵さんの意味と由来
注意して眺めると、お寺や墓地の入り口や街角、日本中、いたるところにお地蔵さんはあります。
お地蔵さんはただしくは、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)と呼ばれます。菩薩は如来に次ぐ存在で、仏教の世界では修行者のことなのだそうです。
人々と共に歩み導くという身近な菩薩さまということで、庶民から親しまれ、信仰の対象になったというわけですね。
お地蔵さんの前掛け
お地蔵さんの赤い前掛け、よだれかけ、これにももちろん意味があります。
赤という色は、清く正しい正直な色。命の起源である太陽の色、魔除けの力がある色、親が子を思うにピッタリの色なのです。
お地蔵さんは子供を守ってくださりますので、自分の子供が元気に育つようにと、前掛けやお菓子などを奉納するのです。
赤といえば、60歳の還暦のお祝いにも赤い帽子やちゃんちゃんこを身に着けますが、これは干支が一巡して赤子に還るという意味があるのです。
子供を守ってくださるだけでは無く、あらゆる願いを引き受けてくださるのもお地蔵さんです。とげ抜き地蔵や子安地蔵、身代わり地蔵ほか、日本中で、沢山のお地蔵さんが日々、私達の暮らしを見守ってくださっています。
主に関西でおこなわれる、地蔵盆という風習が好きです。
地蔵盆とは、毎月24日に行われる、地蔵菩薩の縁日で、特にお盆過ぎの旧暦の7月24日に街角のいわゆる辻地蔵を提灯などで飾って子供にお菓子を振る舞ったりという行事。
地域によって地蔵盆の行事はまったく違いますが、主役は子供。この、夏の終わりの風物詩が何時までも続くようにと願わずには居られません。
華厳寺(鈴虫寺)へのアクセス
60台駐車できる一台500円の駐車場があります。
京都府京都市西京区松室地家町31