おみくじと初詣

おみくじとは

おみくじと初詣

今年一年がどんな一年になるのかを占うもの、初詣の風物詩となっているのがおみくじではないかと思います。

家族や友人と大吉だった、吉だったと順番を報告し合うのは楽しいもの、現在のおみくじはみなさんも御存知の通り、個人の吉凶を占うための、まさに「当たるも八卦当たらぬも八卦」的なカジュアルなものです。

とはいえ、おみくじは、かっては僧侶が神の意思を伺う為のものだったり、戦国時代には戦の吉凶をも占い、かの明智光秀も本能寺の変の前には没頭したと、信長公記には書かれているそうです。

干支みくじ

みくじ棒と呼ばれる細長い棒の入ったみくじ筒の小さな穴から取り出して、書かれた番号のみくじが自分の物になるのが一般的ですが、最近は自動販売機があったり、画像の様な干支人形やだるまさんなど趣向をこらしたおみくじがあります。

 

おみくじの内容と順番

おみくじを引いて、運勢が良いといわれる順番で一般的なものは、

大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶

これに、神社仏閣によっては、大大吉とか大凶などを加えている神社仏閣もあります。

心情的には、誰もが、大吉が嬉しいのは間違いありませんが、大吉は「運勢のピーク」ともとれる訳で、手放しで喜ぶことはできず、逆に凶は、今が底、これからの運気は上がるだけ、ともいえるのです。

おみくじの元になったといわれる、中国から伝わった、観音百籤(かんのんひゃくせん)には、これらのおみくじの吉凶の割合が決められており、凶30%/吉35%/末吉6%/半吉5%/小吉4%/末小吉3%/大吉17%と決められているのだとか。

凶が多く、大吉が少ないことにちょっと驚きました。

上記の割合をしっかりと守っている神社仏閣もあれば、縁起物だからと大吉の割合を多くして、凶を減らすところもあったり、その辺は結構自由な感じです。

 

おみくじの内容は神社とお寺で違う

お寺と神社のおみくじ、がはっきりと違う部分は、神仏の意思を伝えるご託宣(ごたくせん)が違います。おみくじの冒頭にかかれている部分です。

基本的に、神社のおみくじには和歌が書かれているのに対し、寺院は漢文が書かれています。その昔、武士や僧侶は漢文をたしなんでいたためで、明治の神仏分離の時代までは同じ物を使っていたものの、以降は神社は寺院とは違う物を扱うようになりました。

 

おみくじを結ぶ意味

おみくじ

おみくじを引いたら、神社内の指定の場所に結んで帰ってくる。みなさんそんな感じの方が多いと思います。神職の方にお聞きしましたが、木に自由に結ばれると後の始末が大変だったり、あまりにも沢山のおみくじは、木にもよろしくないという事らしく、最近は専用のおみくじを結ぶコーナーが設けられています。

このおみくじを結ぶという行為、神様仏様と縁を結ぶという意味合いがあるそうで、神社仏閣によっては、縁を結ぶための困難な修行として、片手で結びなさい、というところもありました。

とはいえ、必ず結ぶ必要があるかというとそうではなく、いつも一緒に持ち歩く、という選択もあります。私はここのところずっと、初詣でひいたおみくじは一年間、財布の中に入れて常に持ち歩き、新年を迎えるにあたって、その一年のおみくじは結んで帰ってくるようにしています。


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