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相撲茶屋 琴櫻の情報
土井商店街のハズレ、住宅街の中にポツリとある、うどん と ちゃんこ鍋 のお店が相撲茶屋 琴櫻です。
店名の 琴櫻 は50代半ば以上の相撲ファンならピンとくるかと思います。53代横綱琴櫻から取ったもので、店主と横綱琴櫻とは縁者なのだそうです。
当然、店内のレジ周りには相撲関係の写真などが飾ってありました。
相撲は嫌いではないので、横綱琴櫻の名前は知っていますが、横綱が現役で活躍した姿は記憶になく、引退相撲の際には、太刀持ちに北の湖、露払いに輪島を従えての最後の横綱土俵入りを執り行ったそうで、私の鮮明な相撲の記憶は、この北の湖や輪島の時代になります。
親方として琴風、琴欧洲、琴光喜らの大関を始め、琴が付く関取を沢山育てている名親方として私などは記憶に残っています。
相撲の話はさておき、当たり前ですが、相撲茶屋を看板にだしているので「ちゃんこ鍋」は名物です。ちゃんこと言うとすぐに鍋を想像しますが、相撲取りが作った料理は全部ちゃんこだそうです。
店内はご覧の通り、料理が美味しい上にゆったりと食事出来るのがニジュウマル。
琴櫻のメニュー
そしてやっぱりちゃんこ鍋、おすすめです。もちろん一品もあるので、鍋の準備が出来るまでは一品をもつまみながら鍋が準備されるのを待ちます。
ちゃんこ鍋は味噌の醤油の2種類。この日は醤油味にしました。胡麻たっぷり浮かんだ出汁がたまりません。まずはつくねを入れて煮立ったらその他具材を投入します。
つくねに鶏肉豚肉、エビにハマグリに魚に大量の野菜。出汁が絶品で、お相撲さんはこんなに美味しいものを毎日食べているのかと羨ましくなります。
しっかりと腰のある、締めのうどんも絶品です。いかにも手打ちといった腰のある不揃いなうどん。店主が毎日打っているのでしょう。店の入り口にうどん打ち場があります。
ちゃんこ屋さんに来ると、うどんが美味しい店が多いと思います。うどんの本場、香川県の讃岐うどんは、うどんをこねる際には足で踏みつけてこねるといいます。
相撲取りは力があるから足で踏みつけなくても大丈夫、そんな話を聞いたことがありますが、店のご主人はとても力持ちのようには見えません。
琴櫻のうどんランチ
琴櫻では、ランチもやっています。しっかり食べる人はおすすめ品のランチセットを。
画像は天丼玉子とじときざみうどんのセット。
単品のお昼のうどんもなかなかのボリュームです。ちゃんこ鍋でも絶賛したうどんは、ランチでも外しません。夜の部の、ちゃんこ鍋の出汁も絶品ですが、普通のうどん出汁もやさしい味わいの美味しい逸品です。
琴櫻への地図
商店街から外れた、閑静な住宅街の中です。京阪の土居駅、地下鉄谷町線 太子橋今市から歩いて5~10分ほどです。
駐車場はなく、車でのアクセスの際には、界隈のコインパーキングを利用します。