新梅田食道街のたこ梅

新梅田食堂街 たこ梅について

新梅田食道街のたこ梅

新梅田食堂街シリーズ、前回は「大阪屋」をご紹介しましたが、今回紹介するのは、おでん・関東炊きのたこ梅です。>>> 新梅田食道街 大阪屋

関西ではおでんのことを関東炊きと呼ぶのですね、最初はなんのことか判らずに違和感ありました。もう、すっかり慣れましたが、やっぱりおでんが呼びやすいです。

秋も深まり、紅葉だイルミネーションだ、という声が聞こえてきたら、やっぱりおでん。梅田界隈でおでんといえば、たこ梅に足を向けることが多いです。

店先の看板には弘化元年(1844年)創業と書かれています。まったくピンと来ませんが、なんと170年以上も続く日本一古いおでん屋なんだそう。

たこ梅の名物は、創業以来つくり続ける、瀬戸内海のマダコを使った「たこ甘露煮」に「さえずり」と上燗。代々続く店の名前は、上燗屋「たこ梅」なのだそうです。

上燗というのは、上等のお酒を燗で飲むこと、たこ梅は、170年も前に上燗屋としてスタート、私はそんなに得意じゃないのですが、ここへ来ると自慢のお燗した日本酒をいただきます。錫(すず)のタンポをつかい温めて鈴のおちょこでいただきます。

この錫のおちょこ一つとっても、燗酒が冷めにくいようにと中空の二重構造仕上げにすることを思いつき、たこ梅が、大阪錫器の老舗である「錫半」に製造を依頼したといいます。

作家の開高健さん、池波正太郎さんはじめ、沢山の著名人がたこ梅に足を運び、小説のなかに登場したときき、それらの本を何冊か読みました。ますますたこ梅が美味しくなったのは間違いありません。

たこ梅のメニュー

新梅田食道街のたこ梅

卵に大根、糸こんにゃくといった定番メニューは外せません。

カウンターの中のお兄さんが、おでん鍋を抱える様に見守っているのですが、目の届く席に座ると大変です。にこにこしながら、美味しそうな具材を面倒みているので、「それちょうだい」とついつい声に出してしまいます。

新梅田食道街のたこ梅

一品料理も色々とあって、こういった美味しそうな小芋などに出会えるのでした。

そして、名物のタコの甘露煮の写真が無いのが大失敗です。もちろん甘露煮は外せません。

 

たこ梅の店舗情報

たこ梅の本店は道頓堀にあります。

>>>たこ梅本店

そして、三代目主人の長女が新梅田食堂街に北店と分店を出店。(ちなみに、現在は五代目店主となるそう)

更に、昭和の時代には東洋一と呼ばれたウメダ地下センターに東店を出店、現在は道頓堀の本店に梅田の北店・分店・東店の三店舗のたこ梅があります。

>>> 新梅田食道街 たこ梅北店
>>> 新梅田商店街 たこ梅分店
>>> ホワイティうめだ たこ梅東店

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