大阪の長崎ちゃんぽんが美味しい店 5選

大阪の長崎ちゃんぽん

「具だくさんな野菜たっぷりラーメン」
として女性にも大人気、

その名前の通りに、長崎で生まれた、
長崎県民のソウルフードとして、

今では長崎のちゃんぽんをルーツに、
各地でご当地ちゃんぽんがあるほどです。

人気の麺類の一つとして、
完全にジャンルが確率されました。

長崎ちゃんぽんとは

ちゃんぽんという語源、
既に江戸の時代から存在する言葉だそうで、

「混ぜる」という意味があります。

足繁く通う沖縄の地でも
「ちゃんぷる」という料理があります。

沖縄のチャンプルは色んな食材を混ぜる
という料理で、長崎ちゃんぽんの
色んな具材たっぷりと同じ言葉なのだと判ります。

豚肉、ネギなどの野菜、かまぼこに、
海老やイカ、十数種の具材を炒め、
豚骨と鶏がらでとったスープに
ちゃんぽん用の太めの麺、

というのが定番の長崎ちゃんぽん。

長崎の地では、長崎ちゃんぽんに使われる麺は
「長崎県内で製造され」「唐灰汁」
と呼ばれるかん水で製麺したものとルールがあります。

私も何度か長崎の地で、
本場の長崎ちゃんぽんを食べたことはありますが、
麺が美味しかったことがすごく印象にあり、
大阪でも唐灰汁と聞くと嬉しくなってしまいます。

とはいえ、食と言うものは、
どんどん進化していくもの。

各地にあるちゃんぽん麺が
それぞれに美味しいのは間違いないことで、
各地のちゃんぽん麺のたべ歩きを
楽しめることに感謝しているのです。

大阪の長崎ちゃんぽんの美味しい店 ベスト5

各地のちゃんぽん麺をいただきましたが
5選では足りないなというの正直なところ。

紹介のしやすさやアクセスも大いにあるということ、
ご了承下さい。

ランキング1位 中央軒

中央軒

子供の頃から食べていた気がする、
中央軒の長崎ちゃんぽん。

聞けば、大阪の地で長崎ちゃんぽんを食べさせた、
最初の店が中央軒なのだそうです。

現在、関西だけでも20店舗を展開しています。

私の行動範囲の中に、
そこかしこで目にするものですから、
子供の頃から慣れ親しんだ中央軒、

長崎ちゃんぽんが食べたいなと思うと
中央軒率はかなり高いことになっています。

餃子に丼物など、他の中華メニューも充実していて、
ニジュウマル、堂々の一位です。

ランキング二位 都島 昇龍軒

都島 昇龍軒

ちゃんぽん麺に皿うどん専門のお店が昇龍軒です。

洒落た作りの店内で、
専門店ならではのちゃんぽんメニューがいただけます。

私は食べたことが無いものの、
男性陣曰く、カレーちゃんぽんが最高だとか。

洗面器ぐらいあるんじゃないか?という
大きな丼にビビりますが、
深さはそれほどでも無いので大丈夫。

地下鉄谷町線の都島が最寄り駅となりますが、
都島からは結構な距離があります。

車だと、お店には駐車場が無いので、
近隣のコインパーキングを
利用するしか無いのが難点といえば難点。

それでも、友人知人に昇龍軒ファンは多く、
足繁く通う長崎ちゃんぽんのお店です。

ランキング三位 長崎ちゃんぽん 十鉄

長崎ちゃんぽん 十鉄

国道沿いの東住吉店にたまたま立ち寄ったのが十鉄との出会い。

パンフレットなどをみると、大阪に二店舗、
広島、香川、徳島で長崎ちゃんぽんを食べさせてくれるようです。

創業昭和四十六年というので、既に50年近くの歴史があるのですね。

店に入ったら、ファーストフード系の飲食店によくある
先に食券を購入するように、

まずは注文してお金を支払い席に着くというシステムです。

豚骨スープとはいえ、あっさりとしたスープが女性には嬉しく、
つなぎに、伝統の唐灰汁を使った特製唐灰汁麺というのが売りなようで、

私はこの他店よりも太めなもちもちとした食感がいたく気に入りまして、
界隈へ立ち寄る機会がある度にいただく店です。

ランキング四位 ちゃんぽん亭総本家 近江ちゃんぽん

ちゃんぽん亭総本家 近江ちゃんぽん

今回紹介する長崎ちゃんぽんの店の中では、
唯一、調理方から独自の進化を遂げたお店がちゃんぽん亭総本家です。

創業昭和三十八年、全国各地に58店舗展開する、一大ブランドです。

近江ちゃんぽんという名の通り、滋賀県の彦根を中心に滋賀県の全域に定着して
「滋賀県民のソウルフード」とまで呼ばれるほど、
県民にしたしまれるようになりました。

ご当地ちゃんぽんと呼ばれるちゃんぽんをはじめ、
各地に色んなちゃんぽんがありますが、
近江ちゃんぽんは、長崎ちゃんぽんとはかなり違うちゃんぽんです。

野菜ラーメン、と呼んだ方がしっくりするかもしれません。

麺もいわゆる太めのちゃんぽん麺ではなく、中華麺。
豚骨や鶏ガラスープではなく、和風醤油味、
中華鍋で野菜を炒めるのではなく、手鍋で煮込んだ野菜ちゃんぽんです。

あっさりした野菜ちゃんぽんは本当におすすめです。

大阪にはイオン系のショッピングモールにお店があるので、
時折立ち寄りますが、彦根の本店は雰囲気があって、
やはり印象深かったです。

ランキング五位 リンガーハット

長崎ちゃんぽん リンガーハット

「長崎ちゃんぽん」の専門店として
全国各地に600店以上もの店舗展開をするのがリンガーハット。

長崎ちゃんぽんの名前を全国に広めた立役者であるのは
間違いないのではないでしょうか。

長崎ちゃんぽんはそんなものじゃない、
とワザワザ長崎にまで足を運んでまで
ちゃんぽん麺を食べる友人などは、強調するものの、

メニューのバリエーションも豊富で、私は嫌いではありません。

皿うどんも外せません

大阪の長崎ちゃんぽん

紹介した、長崎ちゃんぽんの専門店に、
必ずあるメニューが皿うどんです。

ちゃんぽんと皿うどんはセットだったりします。

本場長崎の者と話をすると、それはそれは細かいことを語りますが、
私達大阪の人間が皿うどんといえば、

細麺をパリパリに揚げたものに、
餡掛け野菜たっぷりの一品が皿うどんだという認識です。

ところが、これまた長崎の者に聞いた話ですが、
長崎ではちゃんぽんの出前が当たり前にあったそうで、
配達時にスープのこぼれない餡掛けちゃんぽんが登場したのだそうです。

なので、揚げたパリパリ麺は、後で登場したもので、
当初の皿うどんは、ちゃんぽんと具材はまったく一緒だったという話です。

なるほどと納得。

大阪人の皿うどん感に話を戻しますが、パリパリ麺を買ってきて餡掛け野菜。

皿うどんは家庭でも食卓に並ぶ大好物なのですが、
なかなかお店でいただくことが少ないのは、

お店でいただくとなれば、家で作るのが困難な、
長崎ちゃんぽんに軍配があがってしまうから、、、

という理由があるようです。

どうやらそれは私だけではなく、
ご一緒する者全員が長崎ちゃんぽんを注文するので、
「半分づつにしようね」という作戦が成り立ちません。

画像は、中央軒の皿うどんです。

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