大阪人が教えるたこ焼きレシピ

大阪人が教えるたこ焼きレシピ

大阪グルメの代表のひと品、たこ焼きが投稿のテーマです。

自宅で楽しむたこ焼きパーティから行列のできるたこ焼き屋さんまで、リーズナブルで美味しく、しかも楽しいたこ焼きは、大阪グルメには外せないメニューだということに異論がある方はいらっしゃらないんじゃないでしょうか。

今回は自宅で焼くたこ焼きから人気店の紹介まで、たこ焼きたっぷりのレシピを紹介して行きたいと思います。

たこ焼きについて

諸説は色々とあるようですが、たこ焼きのルーツは、お気に入りのたこ焼き屋さんでも紹介する、西成の会津屋がラジオ焼きを改良していったのがルーツだとされています。

>>> 西成の会津屋はこんなお店

「大阪は 一家に一台たこ焼き器」などという言葉がメディアによって全国区になった昨今、大阪育ちの友人たちにとっては、極身近なおやつとして子供の頃から当たり前に食べていたたこ焼きが、なんだか特別なグルメになってしまって、戸惑っていると話します。

大阪のたこ焼きの昔話を友人たちに聞くと、確かに今のたこ焼きと昔のたこ焼きは違うなと思う話が沢山あります。

駄菓子屋さんと一緒になっている、おばちゃんが一人でやっているたこ焼き屋なんてのが多くて、50円の小遣いを持って、たこ焼きが三つで30円、飴玉にくじ引き、たこ焼きは子供が毎日楽しめる、そんなおやつだったそうです。

今では街角のおばちゃんが一人で焼いているたこ焼き屋は、どんどん姿を消してしまいました。

お値段にしても、つい最近まで100円で10個みたいなたこ焼きがあったものの、駄菓子感覚で食べるおやつだったたこ焼きがすっかり子供には手の届かないグルメになってしまいました。

たこ焼きも、色んな意味ですっかり変わったと言います。タコが入ってない、例えばチーズを入れたりのアレンジたこ焼きも定番になりましたし、色んなたこ焼きがあるのは皆さんご存知のとおりです。

時代と共に変わっていくのはたこ焼きに限らずというお話、色んな意味で奥の深いたこ焼きを色々と紹介出来ればと思います。

明石焼きとたこ焼きの違い

大阪人が教えるたこ焼きレシピ

他府県から関西にやって来た私などは、小麦粉を溶いた生地の中にタコが入っているのがたこ焼きというぐらいの認識で、最初はたこ焼きと明石焼きの違いがまったく判りませんでした。

とはいえ、やっぱりあちこちを案内してもらって、たこ焼き・明石焼きに触れるにつけ、流石に鈍感な私でも「やっぱり違うんだな」と判ってきましたね。

画像は大阪梅田のJR高架下、新梅田食道街の明石焼きの銘店「えき亭」の明石焼きです。

生地の違い

たこ焼きはご存知の通り、小麦粉を出汁や水などで溶いて焼いたものですが、明石焼きは、当然、店によって色々と配合が違うのですが、小麦粉に加えてジン粉というものが使われます。

ジン粉のデンプン成分がフラフワの明石焼きの基となっているのです。

具材の違い

たこ焼きも明石焼きもベースとなるのはもちろんタコですが、たこ焼きはタコ以外にも、紅しょうがやネギ、天かすなどが加わります。

対して、明石焼きは卵たっぷりの生地とタコと出汁というシンプルな材料で作られます。

形が違います

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千枚通しでクルクル回して焼き上げるのがたこ焼きです。

明石焼きも丸いのですが、ふわふわの生地なので、例の独特な形をした盆に載せられると底が平べったいあの形になるのです。

明石焼きは銅製のくぼみのある鉄板で焼かれますが、たこ焼きは鋳鉄の鉄板と言うのが一般的ですね。

一番の違いが食べ方です

たこ焼きと明石焼き、なんと言っても一番の違いはその食べ方だと思います。

たこ焼きの定番の食べ方は、ソースに青のりマヨネーズにかつお節、と言ったところでしょうか。最近では更に色んな食べ方がありますね、ネギポン酢や塩に醤油、色んなバリエーションが楽しめます。

対して、明石焼きは出汁に浸けて食べるのが定番。

紅しょうがや三つ葉を散らしたりと薬味や出汁も店によって色々ですが、こうして比べると、やっぱりたこ焼きと明石焼きは違う物だと納得しますよね。

大阪人が教えるたこ焼きレシピ

厳密に言うと、明石の地へ行くと「明石焼き」のことを「たこ焼き」と呼びますし、日々色々進化しているたこ焼きもハイブリット化がすすんで、大阪府下に何店舗もある「わなか」などでは、画像の様に、プレーンなたこ焼きを出汁に浸けて食べる「明石焼き風」といったメニューもあります。

ちなみに、たこ焼きと明石焼き、生地の中にタコを入れて焼き上げるというのは、明石焼きの方が先にやっていたみたいですね。

カロリーは?

案外たこ焼きのカロリーを気にする方が多いようですね。

今はたこ焼きも色んな味付け、大きさなどがあるので一概には言えませんが、一般的な大きさのたこ焼きに、ソースに青のりネギにマヨネーズと言ったもので、一つ50kcalにもなるそうで、最近流行りのジャンボタイプになると、100近くなると言います。

これじゃ判りづらいので例をあげると、ご飯がお茶碗いっぱいで約250kcalにもなるというので、たこ焼きは高カロリーであると言わざるを得ませんね。

生地の炭水化物にタコのタンパク質に出汁やトッピングなど、色々と含まれて居るので、栄養的には結構バランスの取れた食事だとも言えるようです。

おやつとしてではなく、食事としていただくと油をしっかりと使っているので、腹持ちも良いたこやきも、カロリーを気にせずにしっかりと食べることが出来るのではないかなと思います。

何れにせよ、特に自宅だと、ついつい食べ過ぎてしまうたこ焼きは、食べ過ぎに注意が必要なのは間違いありませんね。

たこ焼きパーティーの簡単レシピ

リーズナブルに失敗なく美味しくいただけるのも、自宅でのたこ焼きパーティの嬉しいポイントだと思います。

ここでは、自宅でたこ焼きパーティを楽しむために用意する道具や材料はもちろん、簡単レシピを紹介したいと思います。

たこ焼き器

たこ焼きパーティをするにあたって、たこ焼き器は最低限必要なのは当たり前ですね。

ホットプレートタイプのたこ焼き器など色んなタイプの物がありますが、やっぱり電気式のホットプレートタイプの物が一番、気軽にたこ焼きパーティを楽しむことが出来るのではないかと思います。

鋳物の鉄板は重いし、使用した後のメンテナンスも必要だったりするものの、熱が全体に満遍なく回って冷めにくく、美味しいたこ焼きを焼き上げることが出来るのでおススメではあります。

ホットプレートたこ焼き器

ホットプレート たこ焼き機

なんと言っても一番手軽にタコパを楽しめるのが、ホットプレートタイプのたこ焼き器でしょう。電源を繋ぐだけで直ぐに焼き始めることが出来ます。

メンテナンスも鉄板部分を洗うだけと楽です。

火力が低いので、焼き上げるのに少々時間がかかったりもしますが、ホットプレートとたこ焼き器が一緒になったタイプのものだとか、ものすごくリーズナブルに売られていたりするし、安定してたこ焼きを焼くことが出来ますね。

特に、小さなお子さんが一緒だったりすると、ホットプレートタイプが安全面でも一番じゃ無いかと思います。

ガス式の鋳物のたこ焼き器

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沢山の数を安定して綺麗に美味しく焼き上げるのならガスで焼き上げるのが一番でしょう。

こちらの画像はイベントで使ったガス式の大きなプロ仕様のたこ焼き器です。大阪の人はイベント時もこうしてわざわざレンタルまでしてたこ焼きを焼いたりします。

大阪人が教えるたこ焼きレシピ

こちらは友人宅ご自慢の、数十年使っているという、ガス式の鋳物のたこ焼き器です。

鋳物鉄板のたこ焼き器

大阪人が教えるたこ焼きレシピ

ガスコンロの上に置いて焼き上げるタイプのたこ焼き機です。たこ焼き器というよりは、たこ焼き鉄板ですね。

画像のものだと数を焼くのは結構大変ですが、ガス式の鋳物のものと比べるとメンテナンスは楽だし、熱源がコンロの火なので、少々ムラがありますが、なんと言ってもやはり鋳物の鉄板は熱がまんべんなく回って美味しいたこ焼きが焼き上がります。

フライパンの様に取っ手がついて、数の多いものなど色々ありますから、玉数の多いものを選んでカセットコンロと組み合わせると、よほどの大人数じゃなければタコパにも使えるものもあります。

小さなものは、たこ焼きだけじゃなくて、「たこ焼き器で作る●●」みたいな、例えばフォンデュとか他のメニューにも使えたりもする便利なキッチングッズになったりもします。

たこ焼きの材料

材料は至ってシンプル、小麦粉にタコと言うのが基本の材料になります。

もちろん、水で小麦粉を溶かずに出汁を使ったり、卵を入れたり、紅しょうがにネギ、天かすなどレシピは無限に広がるのは、どんな料理もおなじですね。

仕上げのソースや青のりに削り節、今風にポン酢やだし醤油なども用意するとバリエーションが広がりますね。

たこ焼き粉と生地の作り方

今は本当に便利な時代で、スーパーに行けば「たこ焼き粉」のような物も売られているので、それらを使って気軽にたこ焼きは楽しむことが出来るでしょう。

私のおすすめするのは、ちょっと手間がかかるかも知れませんが、好みの出汁を作って、ソースなどを浸けなくてもしっかりと味のあるたこ焼きです。

プレーンで食べるのも良し、ソースやマヨネーズ、ポン酢など好みの味付けでも食べることが出来るので、たこ焼きパーティーにはピッタリじゃないかと思います。

おおよその分量の目安を書いておくと、

小麦粉:500グラム
卵  :3個ぐらい
出汁 :1500CC

こんな感じで混ぜ合わせて生地完成です。あくまでも目安なので、出汁の味付けや量などは、何度かやっている間にオリジナルな「我が家のたこ焼き」が出来上がると思います。

たこ焼きソースにもこだわりたい

他府県から関西にやってきた私には意外だったのですが、大阪は地ソースが沢山あるご当地ソース文化がある地です。

考えてみると当たり前かも知れませんが、お好み焼きに焼きそばに串カツ、そしてたこ焼きと、ソースは大事なポジションにあるのは当然のことですね。

広島のおたふくソースに神戸のオリバーに関東のブルドッグなどの大手のソースブランドには、もちろんたこ焼きソースがありますが、大阪の地ソースなどを入手出来たら美味しいし、私はすっかり地ソースにはまってしまい、金紋ソースやパロマなどお気に入りのソースが出来ました。

大阪のたこ焼き屋がプロデュースする、オリジナルソースなども手に入りますから、ソース派の方は、是非ソースにもこだわって見てください。

各ブランド、こんなにも味が違うんだと思うはずで、ソースの奥深さにビックリすると思います。

>>> 大阪の地ソースのおすすめ5選

たこ焼きパーティでのアレンジたこ焼き

タコの代わりに色んな具材を入れて焼き上げるのも楽しいのが自宅でのたこ焼きパーティだと思います。

ニラたっぷりのたこ焼き、元祖に戻ってスジコンのラジオ焼き、大定番のチーズは必ずとおススメしておきますね。普通の溶けるチーズなどを使ってもチーズも美味しいですが、クリームチーズやブルーチーズなどを使うとひと味違った洋風たこ焼きになりますね。

「お餅」に「厚揚げ」、「キムチ」に「ねり梅」、「大葉」に「明太子」に「納豆」。「海老」に「イカ」に「ホタテ」に「ウインナー」、「豚牛のサイコロステーキ」、もう何でもありです。

何合わせても不思議と美味しいものです。

ちょっと美味しいアレンジとは別になりますが、辛子をたっぷりと入れて焼き上げた、ロシアンルーレットたこ焼きなんていうのも盛り上がったりして面白いですよ。

ちょっとたこ焼きからは外れてしまいますが、窪みにオリーブオイルとにんにくスライスを入れて、後は好みの具材を入れたミニオイルフォンデュなどもすごく美味しいので、タコパの際には用意すると盛り上がると思います。

大阪のたこ焼き屋紹介

今でも時々見かけることのある、街角の小さなおばちゃんが焼いているたこ焼き屋を合わせたら、一体何店舗あるのか判らないぐらい、大阪の各町にはたこ焼き屋さんはあります。

有名店から街角のたこ焼きまで、あちこちを食べ歩いた、これはと言う(あくまでも私好み)たこ焼き屋さんを紹介します。

元祖たこ焼きの会津屋本店

元祖たこ焼きの会津屋

元祖たこ焼きと呼ばれるのが、こちら、大阪市西成区にある会津屋です。

ラジオ焼きと呼ばれるタコの代わりにすじ肉が入った、味付きの生地で焼かれた物がたこ焼きの始まりで、これが会津屋の初代店主のアイデアでスジ肉がタコになり、いつしかソースが塗られる様になったんだとか。

現在、会津屋は、梅田になんば他、大阪府下に多数店舗展開しており(東京のお台場にもあります)、いつも行列が出来ていますね。でも、ミーハーな私はやっぱり西成のお店がのんびり出来るし、たこ焼き発祥!というレジェンドな感じが好きです。

三種盛りがおススメ

元祖たこ焼きの会津屋

画像は、「元祖たこ焼き」「元祖ラジオ焼き」「ねぎ焼き」の三つがセットになった三種盛りとう一度にあれこれ楽しめる、お得感満載のセットです。

酢ダコ

元祖たこ焼きの会津屋

プリプリした食感とお酢の酸味がたまらない、酢ダコも会津屋の名物。是非にとおススメしておきます。

●公式サイト:会津屋
●定休日:年中無休
●営業時間:10:00~20:00
駐車場はありません

 

あっちち本舗 通天閣店

あっちち本舗

通天閣の目抜き通り直ぐ脇にあっちち本舗の通天閣店はあります。

粉もん発祥の地と言われる西成で生まれた、こだわりのたこ焼きは、鉄板にこだわり、タコにこだわり、だしとソースにこだわったたこ焼きがいただけるのがあっちち本舗です。

ちなみにソースは東大阪で作ったオリジナルソースで、店舗で購入することが出来ます。

いわゆる、たこ焼きを表す際によく聞く「外はカリッと中はトロトロ」という言葉がしっくりとくるたこ焼きを楽しめます。

店内でもいただくことが出来るのが更に良いですね。

たこ焼きは一人前が500円。味付けが豊富で、

・そーす
・そーすマヨネーズ
・しょうゆ
・しょうゆマヨネーズ
・しお
・しおマヨネーズ
・ぽんず
・ぽんずマヨネーズ
・素焼き(そのまんま)

と8種類の中から(素焼きを入れると9種類)選ぶことが出来ます。

あっちち本舗

こちらがソースマヨネーズ

あっちち本舗

こちらは素焼き。

最も大阪らしいかもしれない場所と思われる通天閣のある新世界には、たこ焼き屋は何軒もありますが、あっちち本舗はそんな中でもワンランク上の外カリ中トロのたこ焼きをいただくことが出来ます。

●公式サイト:あっちち本舗
●定休日:不定休
●営業時間:月~金11:00~19:00 土日祝10:00~19:00

 
 

たこ焼き道楽 わなかの天神橋筋商店街店

わなか

もともとは千日前にお菓子屋さんとして営業し、その店の軒先でたこ焼きを焼いて近所の子どもたちが足繁く通うお店だったと言います。

その後、菓子屋を廃業してたこ焼き屋として今日のわなかがあります。大阪のたこ焼き屋らしいエピソードですね。

現在では千日前の本店を中心にアメリカ村に道頓堀、大分に福岡と大阪府下を中心に十数店舗のお店があります。

私が良く足を運ぶわなかは、天神橋筋商店街にある天六店と天四店。

両店とも、イートインコーナーがあって、店内で焼きたてのたこ焼きを味わうことが出来るのが嬉しいお店です。

わなか

わなかのたこ焼きメニューはなかなか豊富で、味付けは定番のソースマヨに、しょうゆ、どろソースなど色々あって、名物の窯炊き塩は是非食べて欲しい味付けです。

ゆずポン酢でいただく「たこポン」「ねぎ塩ポン酢」「明太マヨネーズ」「たこせん」もおススメです。

明石焼き風という出汁に浸けていただく「明石焼き風たこ焼き」も美味しいですよ。

ソフトドリンクセット、生ビールセットなんていう、嬉しいセットも用意されています。

●公式サイト:たこ焼き道楽 わなか
●定休日:年中無休
●営業時間:月~土11:00~22:30 日祝11:00~21:30(天四店)

新梅田食堂街のはなだこ

新梅田食堂街のはなだこ

大阪駅界隈でたこ焼きといえば、というぐらいの人気店がJRの高架下、新梅田食道街のはなだこでしょう。

よっぽど運が良くなければ行列必至、平日だろうか一時間待ちなどはザラだと聞きます。

店先の狭いカウンターで食べるのが味があって良いんだとよく聞きますが、個人的な感想では、そこまでして並んでたこ焼きを食べるのは嫌ですし、たこ焼き自体もこんなにも人気な理由が正直わからないな、と思ったりするのでした。

新梅田食堂街のはなだこ

行列を並んで、ようやくレジでたこ焼きを注文して、札を渡されて更にしばし待ち、ようやくたこ焼きにありつくことが出来るのです。

新梅田食堂街のはなだこ

生ダコを利用しているというたこ焼きは、

ソース
ポン酢
醤油
しお
しおダレ

新梅田食堂街のはなだこ

そして、これでもかというネギの乗ったネギマヨです。

新梅田食堂街のはなだこ

大好きなたこ焼き屋メニューに、たこ焼きをえびせんで挟んだ「たこせん」がありますが、たこせんもこんなにもマヨネーズにソースたっぷりじゃなく(マヨネーズ好きですが)、もうちょっとシンプルにした方がたこ焼きの味も楽しめて美味いのに、などと思ってしまうのでした。

他府県から大阪に遊びに来る友人のリクエストで何度か足を運んだことがありますが、並んでやっと食べることが出来るというハードルが高い分、どうしてもはなだこに関しては、ちょっと辛口のレビューとなってしまいます。

●新梅田食道街サイト:はなだこ
●定休日:年中無休
●営業時間:10:00~23:00

JR福島 龍馬亭のねぎ醤油たこ焼き

JR福島 龍馬亭

JR福島からすぐ、ガード下のたこ焼き居酒屋を名乗るのが龍馬亭です。

JR福島 龍馬亭

「ねぎ醤油たこ焼き」が名物です。

もともとは新大阪で屋台からのスタートだったそうで、改良に改良を重ねたたこ焼きが今の龍馬亭のたこ焼きなのです。

ねぎ醤油たこ焼き

JR福島 龍馬亭

これがその名物のねぎ醤油たこ焼きです。

JR福島 龍馬亭

その他にも色んなバリエーションは用意されていて、ネギマヨポン酢などは女性に人気メニューとなっているみたいですね。

各席にはマヨネーズや七味などが置かれていて、自由にそれらを使って好みの味のたこ焼きを満喫することが出来ます。

JR福島 龍馬亭

居酒屋なので、ゆっくりと座っていただけるのはもちろん、色々とたこ焼き以外のメニューも充実しています。

コースメニューのタコパコースなどは、自分の席で自分たちでたこ焼きを焼いて楽しめる名物コース、友人たちと楽しみにはもってこいですね。

●公式サイト:たこ焼き居酒屋 龍馬亭
●定休日:日曜日
●営業時間:16:30~24:00

大阪駅前第四ビル たこ焼き酒場 しん家

たこ焼き酒場 しん家

「酒場」という名前の通り、メニューはたこ焼きを中心とした居酒屋さんですね。

たこ焼き酒場 しん家

もちろん、しん家へ来たら、たこ焼きは必須でしょう。

たこ焼きメニューは

・すっぴん
・出したこ焼き
・塩味
・ネギポン酢
・ネギまみれ
・めんたいマヨ
・わさびマヨ
・焼チーズたこ焼

と色々揃っています。ふわふわのちょっと小ぶりなたこ焼きです。

何も味付けの無いすっぴんは6個300円~と、場所を思うとなかなかリーズナブルな値段設定です。

画像は、すっぴんとネギポン酢。

すっぴんを注文しても、テーブルにはソースにマヨネーズ、青のりにかつお節が置かれてますから、定番のソース・マヨネーズは、自分好みに仕上げます。

たこ焼き酒場 しん家

たこ焼きがおつまみというメニューに、他府県から来た友人んたちは「大阪らしい」という感想を持つ様子ですが、メニューはもちろんたこ焼きだけではありません。

酒場の名の通り、色んなメニューを楽しませて来れます。

画像は鉄板串焼の牛タンステーキです。

元気で愛想良く気持ちの良い接客は好感度高し。

ビールケースに板置いたテーブルは、ともすればチープですが、その分リーズナブルに色々と楽しめるということでしょう。

多人数だとこのテーブルをくっつけてくれたりたりするので、グループでも大丈夫、たこ焼きらしい気軽似という要望似対応してくれるお店です。

カウンター席もあるので、独りでちょっとたこ焼きを、というのもありですね。

●公式サイト:たこ焼き酒場 しん家
●定休日:年末年始
●営業時間:月〜土 16:30~23:30 日祝 15:30〜22:30

大阪梅田の各駅からアクセスの良い駅前第四ビルのB1です。

ふわとろたこ焼きなら 長居の浪花屋

長居の浪花屋

たこ焼きを表現するのに、外はカリッと、中はトロトロ、見たいな言葉を良く耳にすると思いますが、出汁の効いた「ふわふわでとろとろ」のたこ焼きが浪花屋さん。

ふわとろ系のたこ焼きの中ではお気に入りのたこ焼きで、地元はもちろん、遠方からも来られる方が多いのは、食べてみると納得すると思いますね。

平成元年からここでたこ焼きを焼いているそうで、8個250円はなかなかリーズナブルなお値段じゃないでしょうか。

長居の浪花屋

1ばん しょうゆ
2ばん ソース
3ばん マヨネーズ
4ばん 両方

味付けはシンプルな4種類だけ、番号で注文します。

長居の浪花屋

お店は長居公園の南西、長居駅のある「長居交差点」の直ぐそばです。

テーブルが二つだけですが、店内で座っていただくことも出来ます。

●公式サイト:たこ焼きの浪花屋
●定休日:水曜・木曜
●営業時間:10:00~19:00頃

自分で焼くのが楽しい 蛸之徹

蛸之徹

お店に行ったことはなくとも、蛸にねじりはちまきの看板は、梅田界隈を歩いたことのある方ならば、見た記憶のある人は多いんじゃないでしょうか。

それほど古くからある有名なたこ焼きだと大阪に移り住んだ頃に教わり、今では、私自身も他府県からの友人知人にたこ焼きをと言われたら、足を運ぶお店のひとつです。

蛸之徹

最大の特徴は、自分で焼くということでしょうね。もちろんはじめての人には店員さんが教えてくれるし、たこ焼きって案外簡単なんだと思ったのは蛸之徹のおかげです。

たこ焼きのソースでは無くて、たこ焼きそのものの種類が豊富です。

例えば、私たちが普段たこ焼きと呼んでいる、蛸とネギのたこ焼き以外にも

・蛸之徹焼(たこ・肉・海老)
・たこシソチーズ焼
・トロピカルたこ焼き(コーン・チーズ・パイン)
・太陽焼(チャンジャ・チーズ)

こんなバリエーションがあります。

蛸之徹

刺し身でも食べれるという蛸にこだわりのブランドネギである九条ネギなど、出汁からたこ焼きを焼く鉄板にいたるまで、こだわっているたこ焼きは、自分で焼く楽しさも手伝って美味しく楽しめるのは間違いありませんね。

そして、蛸之徹のたこ焼きは、

・特製ソース
・ゴマ醤油
・どろソース
・たこつゆ
・酢醤油
・ソー酢

の味付けで楽しみます。

オリバーソースと一緒に開発したと言う「特製ソース」は絶対ですが、個人的には、ピリッと辛い「どろソース」とカツオ出汁の「たこつゆ」がニジュウマル。

ポン酢とソースを混ぜた「ソー酢」などは蛸之徹でしか見たことがありません。

蛸之徹オリジナルグッズ

蛸之徹

ちなみに、オリジナルソースは店頭で購入することが出来るので、ソース好きな方は是非どうぞ!(360円)

その他、色んな蛸之徹のオリジナルグッズが用意されています。

ランチメニュー

蛸之徹 ランチ

とんぺい焼きランチです。

平日の15時までのランチメニューも充実しています。たこ焼き屋さんにランチと言うのは結構珍しいのではないでしょうか。たこ焼きをおやつではなくて、食事にしてしまったのが蛸之徹というお店だとの話もあるそうですね。

なんとなく判りますね、大阪梅田の一等地での営業はリーズナブルなたこ焼きだけではやっていけないのも本当のところじゃないでしょうか。

・とん平焼ランチ
・たこ焼きランチ
・昔焼ランチ
・野菜炒めランチ
・焼そばランチ
・焼きうどんランチ

これら全部、ご飯と味噌汁と小鉢がセットで800円。自分で焼くたこ焼きはもちろん、ソースなメニューがたっぷり揃った、満足度の高いランチです。

蛸之徹 ランチ

こちらは是非にとおススメする昔焼き。お好み焼きのルーツの様な粉もんメニューです。

●公式サイト:
●定休日:不定休
●営業時間:11:30~23:00

ちなみに、丸ビルにも蛸之徹があります。角田店とメニューは同じに楽しめます!

お初天神裏参道の 大衆酒場ながはま のすっぴんたこ焼き

大衆酒場ながはま

わざわざ、大衆酒場と謳っているお店のたこ焼きを紹介するには、当然の理由があります。

とにかく、ここの看板メニューのたこ焼きが美味しいのです!

昆布出汁・かつお出汁・鶏白湯スープをあわせて作った生地で焼かれた、ふわとろ系の絶品たこ焼きをいただくことができます。

大衆酒場なので、たこ焼き以外のメニューが充実しているのも良いですね。

ここのお店なら、他府県から大阪へ遊びに来た人も、色々と旅の美味しいもんを楽しめること、間違い無しです。

出汁に鶏白湯スープを使っていると書きましたが、鶏白湯スープで作ったラーメンがすごく美味しいので是非にとおススメしておきますね。

大衆酒場ながはま

たこ焼きの味付けは三種類あって「すっぴん」に「ソース」に「ネギまみれ」です。

いずれも6個で、すっぴんとソースは300円、ねぎまみれが400円です。

大衆酒場ながはま

なんと言ってもおススメは「すっぴん」でしょう。何も付けていない、こだわり出汁だけで焼いたたこ焼きを、調味料など何も付けずにいただきます。

塩が付いてきますが、塩さえも必要ないぐらいに出汁の効いた、味わい深いたこ焼きがいただけます。

定番のソース・マヨネーズも悪くは無いですが、すっぴんを食べた後のソースは、ともすればクドくて、ながはまのたこ焼きはやっぱりすっぴんだなと思うのでした。

見ていると、お客さんはひっきり無く、たこ焼きを注文するので、たこ焼き係のおねーさんは、気の毒なぐらいに、ひたすらたこ焼きを焼いています。

色んな「美味しい」が勢揃いする、東梅田のグルメな名所、お初天神通りの「お初天神裏参道」の中にあります。

>>> お初天神裏参道公式サイト

●公式サイト:大衆酒場 ながはま●定休日:年中無休●営業時間:18:00~翌5:00

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