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りくろーおじさんの店はご存知でしょうか?
「りくろーおじさんの店」は大阪市内を中心に沢山の店舗展開をしているお菓子屋さんで、今ではすっかり大阪の定番スーツとなり、大阪銘菓、なんて言葉も耳にする様になりました。
現在、12店舗のお店があります。(2018年現在)
・住之江公園店
・岸里新本店
・JR天王寺駅店
・なんば本店
・喫茶室 陸カフェROOMrikuro_5
・大丸梅田店
・阪急梅田コンコース店
・京阪百貨店モール京橋店
・北区長柄店
・JR新大阪駅中央口店
・エキマルシェ新大阪店
・彩都の森店
なるほど、店舗を見れば、大阪市内を中心にた、全て大阪府下にお店はあります。大阪にこだわっているのが見て取れますね。
りくろーおじさんといえば チーズケーキ
中でも「りくろーおじさんのチーズケーキ」は平成の時代になってすぐに、味はもちろん、ワンホールが500円という驚きのリーズナブルの値段が話題となって、一世風靡したチーズケーキです。
もちろん、その人気ぶりに変わりはありませんが、流石に、今では6号 18cmサイズが685円と値上がりしていますが、それでも十分リーズナブルなチーズケーキ、大阪人にはチーズケーキと言えばりくろーおじさんの店を思い浮かべる人は少なくないかと思います。
今ではチーズケーキだけでなく、パンをはじめパーティーケーキに和洋菓子、色々なスイーツが楽しめる店として、変わらずの人気ぶり、私自身も時折足を運ぶ、気軽に美味しいスイーツを楽しむことが出来るお店として愛用しています。
りくろーおじさんの季節限定いちご大福
このブログでは何度か書かせてもらっっている、住吉大社のお参り「初辰さん」、そのお参りの際の出店にりくろーおじさんの店があるのですが、いちごの季節になると、この「いちご大福」が並ぶのです。
お参りの際には、必ずお店を覗いて買い求めるぐらいに、とにかく、お気に入りのスイーツなのです。
いちご大福の販売期間
実店舗では1月から販売されているとの情報がありますが、私の自宅近くのりくろーおじさんの店では、滅多にいちご大福を見かけることがなく、正確な情報は確認中です。
住吉大社の初辰さん参りの日には、例年、年が明けてから4月の初辰さんのお参りの日まで、購入することが出来ています。
>>> りくろーおじさんの店 公式HP
白あんといちごの組み合わせ
画像ではちょっと判りづらいかもしれませんが、香川県のブランドいちご「さぬき姫いちご」を甘さスッキリの白餡を柔らかな餅生地で包んでいます。
いちご大福と言えば、小豆の餡だとばかり思っていましたが、甘酸っぱくジューシーなさぬき姫いちごと白餡の組み合わせが絶妙なのです。
甘い餡だけの大福餅は苦手なのですが、これならば二つぐらいはぺろっと食べてしまいます。
大阪のいちご大福の人気店紹介!
りくろーおじさんの店のいちご大福がとにかく大好きなわけですが、りくろーおじさんに限らず、いちご大福にはとにかく目がありません。
そんな大好きないちご大福の美味しいお店を、幾つか紹介したいと思います。
昭和の終わり頃に登場した新しいお菓子で、驚いたことに、私が知らなかったというだけで、白餡を使うのはりくろーおじさんの店でけではなくて、各地に色んなバリエーションがある様子です。
堺 一心堂のいちご大福
大阪府 堺市にある一心堂のいちご大福です。
大阪で美味しい、いちご大福の話をすると、必ず一心堂の名前が出てくるほど、堺市というちょっと大阪の中心地から外れた立地にもかかわらず、遠方から買い求めに来る方も多い、知る人ぞ知るという和菓子屋さんです。
阪急うめだ本店と阪急宝塚店にもお店を出しているので、こちらの方が購入しやすい方が多いのでは無いかと思います。
季節限定のいちご大福食べ比べセットなど、色んなバリエーションのいちご大福があって、いちご大福好きにはたまらないお店。
いちごと言えば練乳、画像は一押し、優しい甘さが絶品の練乳のいちご大福です。
一心堂では、いちご大福以外にも、すいかやももにみかんにメロン、その他様々な季節の果物を使った、フルーツ大福もあります。
すいかの大福など、まったく想像出来ませんでしたが、一クチ食べれば病みつきに、どれもこれもが美味しくて、足繁く通って、ついつい沢山購入してしまう危険なお店なのです。
>>> 一心堂
天神橋筋商店街 薫々堂のいちご大福
創業150年にもなる老舗和菓子屋の薫々堂のいちご大福です。
大阪天満宮のお膝元の天神橋筋商店街にあって、元は天満宮の戎門前にお店があったそうで、天満宮の梅林から梅の花の香りがくんくんと薫ることから「薫々堂」と名付けられたそうです。
柚子、生姜、味噌の3種の味が楽しめる玉子せんべい「浪花津(なにわづ)」が有名ですが、季節限定のいちご大福も外せません。初夏には桃からぶどう、秋には栗と季節の味覚で作られる大福はおススメです。
程よい甘さの粒餡と甘酸っぱいイチゴの組み合わせのいちご大福は2個セットで360円です。
住吉大社 和菓子処 ちま
足繁くお詣りする、住吉大社の近くに美味しいいちご大福があるよ、との話を友人からの情報で、それではと伺ったのが「和菓子処 ちま」です。いかにも和菓子作り職人というおじさんが一人で切り盛りしている様子。
初辰さんでお馴染みの、住吉大社の境外末社大歳社から更に南へ少し歩いた、閑静な住宅街の中にぽつんとある和菓子屋さんです。
話はそれますが、神社仏閣の周りには、いちご大福はもちろんですが、美味しい和菓子のお店があちこちにありますね。
さて、「ちま」のいちご大福です。一つ160円とリーズナブルです。
ピンク色のお餅自体が珍しいかと思いますし、最近のいちご大福に多い柔らかいお餅では無く、結構しっかりとした餅生地が使われていて、そして白餡です。スッキリした甘さにいちごの酸味が絶妙です。
最近、好みがはっきりあって、いちご大福には白あんがベストマッチだと思っているので、ちまさんのいちご大福は、かなり私の中のいちご大福ランキングの上位に入りました。
大阪天満宮 英華堂のいちご大福
大阪天満宮の表大門を出て、まっすぐ数百メートル、右側に英華堂はあります。
パッケージまで素敵ないちご大福は、一つ230円。
本店は東淀川区の菅原にあって、その他にも淡路と天満宮、三重県の名張にお店があります。
「英華堂」では「大阪華かりん」という、かりんとう饅頭が有名ですが、なんと言っても季節の「いちご大福」も人気商品の一つ、午後からゆっくり天満宮のお詣りの帰りに、と思って立ち寄ると売り切れもしょっちゅうなので、こうなるとどうしても食べたくなるのが人情です。
こちらのいちご大福も、私の好みの白餡で、スッキリした甘さにジューシーないちごの組み合わせがたまりません。
りくろーおじさんの店につづいて、私のお気に入りのいちご大福の一つです。
いちご大福は店頭での購入ですが、華かりんは通販でも購入することが出来るし、エキマルシェなどイベントスペースへの出店もよく出店しておられます。
>>> EIKADO
新町 廣井堂のいちご大福
ビジネス街の中にぽつんとある和菓子屋さん、廣井堂さんです。
創業は明治十年、お店の看板は創業当時からのものだそうで、見るからに歴史を感じますね。
百店舗のいちご大福を食べたと豪語する、友人のおススメのお店のいちご大福は、画像の通り、他所には見ない「練乳と白餡のミルク餡」が特徴です。一つ250円なり。
異論は無いと思うのですが、練乳といちごの組み合わせほどベストマッチは無いと思うのです。
そんな、廣井堂のいちご大福、いちごの甘酸っぱさと白餡に加え、後から練乳の風味がふわっと香る逸品ですね。
界隈に出かけた際には、と言っていると、いちご大福のシーズンはあっという間に終わってしまうので、わざわざ足を運ぶ価値のあるいちご大福だと思いますね。
>>> 廣井堂
天神橋筋商店街 楽楽苑 菊水のいちご大福
日本一長い、天神橋筋商店街の菊水です。天六の本店はちょっと判りづらいですが、
こちらは商店街の中にあるので、お店は見つけやすいでしょう。扇町付近です。
なんと言っても、一押しは、白餡の「しろ」なわけですが、昼からゆっくり出かけると、画像にあるように売り切れは当たり前の人気商品です。
この日は、間もなく、目の前で粒餡も完売でした。
余談ですが、いちご大福好きならば、菊水の「いちごどら」も是非試していただきたく思います。大きな練乳いちごの入ったどらやきです。
栃木 松屋のいちご大福【番外編】
実家のある栃木の松屋のいちご大福です。
いちごと餡をお餅に包んだよくあるものではなく、ご覧の様にお餅でいちごと餡を挟んだような斬新な容姿のいちご大福です。
年末から5月の半ば頃まで、店頭でしか買えない限定商品ですが、おススメです。
>>> しもつけ彩風菓 松屋
まとめ
季節限定なのが残念ないちご大福ですが、ちゃんとした和菓子屋さんのいちご大福は、それだけフレッシュな旬ないちごを使って当たり前の和菓子を提供してくれているという話でもありますね。
だからこそ、色んなお店の色んないちご大福をこうして楽しむことが出来るのです。
りくろーおじさんの店のいちご大福は是非おすすめしたい逸品です。
お試しあれ。