竹田城の雲海と桜

竹田城(虎臥城)情報

竹田城の山門

竹田城は、黒田官兵衛を描いた大河ドラマによって一躍有名になりました。虎が臥せているように見えることから、別名、虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)と呼ばれ、国の史跡になっています。

江戸時代の廃城から約400年の月日が流れていますが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、地形的な特徴から、円山川の川霧に霞み、天空の城や日本のマチュピチュと呼ばれ雲海に浮かびあがる石垣をひと目見たいと訪れる人は年々増えていると言います。

竹田城跡へのアクセス

築城の時期に関してはよくわかっていないそうですが、やはり戦国時代から安土桃山時代にかけての先の大河ドラマで描かれた時代の話が個人的には好きで、私自身もあのドラマをきっかけに何度か足を運び、素晴らしい景色を眺めることが出来ました。

 

竹田城の雲海

竹田城の雲海

竹田城をあまりにも有名にした雲海は、何時訪れても見られるといった物ではありません。時期は、秋から冬に掛けての日の出前から午前8時ごろまでの間、特に9月から11月いっぱいとなります。

また、よく晴れている湿度が高く明け方と日中の気温の差が大きい風が弱いという条件。

但馬南部の濃霧注意報が出てる日などは狙い目だといいます。

私がわかり易いと教えて貰って実際にこの方法で雲海を眺めることが出来たのですが、前日の深夜に播但連絡道路(高速道路)で、「霧注意」の表示が出ていれば雲海が出る可能性が高いとのことです。

城跡からの眺めの他、竹田城と雲海といえば、立雲峡(竹田城の南東)や藤和峠(竹田城の北西)から眺める雲海に浮かぶ城跡の絵も見たことがあるのではないでしょうか。

折を見て必ずこの目と写真に収めたいと思っています。

 

竹田城の桜の見頃

竹田城の桜

雲海ばかりが有名ですが、桜の季節の竹田城の眺めも素晴らしく、是非にとおすすめしておきます。

ある意味、雲海は秋と条件によっては2月いっぱいまではチャンスがあるでしょうが、竹田城の桜の見頃は4月の半ばの一瞬だけ。雲海よりも青空と満開の桜に出会うチャンスは少ないともいえます。

竹田城の眺め

眼下には竹田の町が広がり、青空と石垣と桜がこれほどまでに見事な風景を作り上げているとは、実際にこの目で見るまでは思わなかったのが正直なところです。

 

竹田城跡へのアクセス

竹田城跡へのアクセス

各方面から、北近畿豊岡自動車道や播但連絡道を利用して和田山ICを目指します。

交通機関ではJRの竹田駅です。竹田駅からは徒歩で行くことも出来ますが、同じく繁忙期の期間には「天空バス」という竹田城跡周遊バスも運行されている様です。

大阪からなどは、竹田駅までの直行便も運行され、竹田城の人気のほどが伺えます。

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